悪性貧血には鉄+葉酸!
妊娠中は赤ちゃんにたくさんの栄養が摂られてしまいます!
妊娠中は、貧血を起しやすい!といわれていますが、
この妊娠中、普段起こる貧血とはちょっと種類が違うってご存知でしたか?!
実は妊娠中に起こる貧血は、巨赤芽球貧血(悪性貧血)といって、
ただ単に鉄分不足からくるわけではないのです!
この巨赤芽球貧血とは、赤芽球の分裂異常により、
巨大な赤血球ができてしまい、本来の正常な働きが出来なくなるために
生じる貧血であると言われています。
この症状は、普通の貧血同様、動悸、息切れ、全身の倦怠感、顔面蒼白、
疲労感、頭重感だけではなく、
さらに、消化器症状もでてきます。
舌の表面がツルツルになる舌乳頭萎縮や、痛みがあるハンター舌炎、
また、味覚の低下や、食欲不振、吐き気などの症状が出てきます。
さらに、酷い人は、ビタミンB12欠乏が原因で、手足のしびれや、
軽い意識混濁など、精神障害がでることも・・・
この原因というのが、
鉄分不足だけではなく、ビタミンB12不足および、葉酸不足だといわれています!
葉酸は正常な細胞分裂を助けてくれる働きをします。
同様に、ビタミンB12+葉酸を摂ることにより、
相乗効果で、この巨赤芽球貧血を防いでくれるのです!!
そう!葉酸は、胎児の成長に欠かせない栄養素ですが、
妊娠中の母体にもとても重要な栄養素なんです!!
この巨赤芽球貧血を伏せぐためにも、
葉酸+鉄分+ビタミンB12どれもかけることなく、
しっかり摂るようにしましょう!